能登と佐渡の伝説(御船神社の由来)

御船神社鳳珠郡能登町字小木10-97)
御船神社能登町の小木¹にある。その鎮座地は小木にある御船山という場所で、かつては御船権現とも呼ばれた。以下引用。
¹たまたまかもしれないが、能登半島佐渡に小木という地名が存在する。

 

創祀は今となっては不明だが、口碑によると、かつてここに住む次右衛門らが九十九湾の端の御船崎で漁をしていたところ、たまたま台風が襲来して佐渡の小木に流されてしまった。これは小木の祭神の冥護だろうと分霊を申し出て祠を建てた。小木など地元8集落の神事を勤める。

 

和田文次郎 編『能登珠洲志』,北陸出版協会,明43.11. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/764645/1/36

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